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悪の秘密結社のアフター5

悪の組織でリーマンしながら悪の秘密結社パーフェクションで幹部として活動もするおっさんのブログです。

悪の組織の家族会議

悪の雑談

報告します…。

 

 

 

 

まずはエージェントRからです。

1ヶ月間調査させましたが発見には到りませんでした。

遠方であったり、条件面で修正を要請してきております。

 

続いてエージェントD。

こちらも調査は難航しております。

いくつかめぼしい所も、断られています…。

 

「JとMはどうだ?」

 

…。まだ報告はありません…。

 

「…問題は?」

 

年齢と条件かと…。

 

「フム…。条件面は譲れない。年齢は変えられない。と、なると…。」

 

今のところでやっていくしかないということでしょうか…?

 

「…結論を出すには時期尚早だ。とはいえ無職透明だけは認められない。引き続き調査を進めておけ。」

 

ハ!…しかし、このままでは自分は長く持ちません!早急な対策が必要です!グズグズしていると状況は悪化の一途です…。

 

 「…。貴様、今まで何をしていた?そうなる前に対策を講じておくべきだったのではないか?報告が遅いのではないか?危険性は任務につく段階で重々、分かっていたことだろう?」

 

…。

 

「私は反対したはずだ。貴様がこの任務につくことを。家族の時間を作るなどと抜かしたクセに結局、このザマだ。」

 

しかし!

私は一生懸命やりました!

 

私なりに頑張りましたよ!

 

休みの日には送り迎えもしたし!

洗濯物もたたみました!

お風呂だって掃除したし!

プリキュアの映画だって見に行きました!

 

「黙れ!小僧!お前にパスタが作れるか!仕事も家庭もバランスを求められるのが今の世の父親だ!お前にラタトゥイユが作れるのか!」

 

 

 分からぬ…。だが共に生きることはできる!

 

「フハハハ!どうやって生きるのだ!主夫にでもなるというのか?」

 

違う!それでは世帯収入が不足するだけだ!

 

「小僧、もうお前が家庭でできることは何もない。お前にできることは働くことだけだ。残業代が出るところへ去れ。」

 

…それって…。

 

「そうだ。条件面を緩和する。仕事を変えればいい。どうせ何の取り柄もないお前は仕事しかできん。」

 

転職を認めるというのか…?

 

家庭への参画が減るかもしれないんだぞ?

 

「フッ。足手まといはかえって邪魔になる。」

 

 ぐ、軍師様…。

 

「思い出せ。あの帝国の老人共を脅かし、幹部へ駆け上がったあの頃を。縦横無尽に悪逆の限りを尽くし、老害と成り下がった者共を打ち倒した偉業を!」

 

「家庭と権力闘争に負けて今のような小さな組織で貴様は終わるのか?」

 

…。わ、私は…。

 

「だが勘違いするなよ?貴様は、悪の帝国だけではなく、そんな場末の小さな組織すらに負けた敗者なのだ。周囲の仲間がなんと言おうと小さな組織すら変革できなかった敗者なのだ。それを肝に銘じろ。」

 

そ、それは…。

 

「もちろん、貴様を知る者はそうは思わないだろう。だが知らない者から見れば敗者だ。そして貴様を知らない者が面接し、貴様を評価するのだ。」

 

…。

 

「なぜ、敗者になったのか考えよ。そして次につなげろ。資本か?周囲のスキルか?業界特性か?組織体制か?調べるのだ。調べ尽くすのだ。次は勝算あるところで勝負せよ。貴様にはそれができるはずだ。」

 

 

くっ!かなわない!

この人にはかなわないな…。

 

 

「…。話はここまでだ。洗い物に取り掛かれ!」

 

サーッ!イエスサーッ!!

 

 

 ・・・

転職することにしました。

 

 

 

 

 

 

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