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悪の秘密結社のアフター5

悪の組織でリーマンしながら悪の秘密結社パーフェクションで幹部として活動もするおっさんのブログです。

パートタイマーと魔法少女

黒の組織

ドカッ!!

 

 

yemsy style オープンフィンガー ボクシング グローブ MMA UFC スパーリング ハーフフィンガー 拳ガード ボクササイズ 練習用 パンチング ミット ムエタイ テコンドー 空手 総合 格闘技 トレーニング フィットネス 収納袋 付き (01: ブラック)

バキッ!!

 

「お若いのにたいしたものですね?お嬢さん?」

 

「…。フフフッ」

 

…。どうしてこうなった…。

 

・・・

 

フハハハ!おもちゃを1つ残らず差し出すのだ!

 

我々は今、イ○ンのトイザ○スにいる。

クリスマス直前に全てのおもちゃを奪いさり、子どもたちを悲しみのどん底に突き落としそのエネルギーを集めているのだ。

奪ったおもちゃは邪魔になるから夜中に配る予定だ。

 

ニートにとっては初仕事になる。

 

ニート!そろそろヒーローが来るぞ!

油断するなよ!

 

「課長!来ました!」

 

…来たな…。手順通りやれば大丈夫だ!

ニート

 

「あ、はい。な、何者だ~!」

ビシッと決めろよ!

間延びした声出しやがって!

 

ドカッ!!

入り口近くの戦闘員が宙に舞います。

 

ええ?!何その勢い?!

 

「課長!魔法少女です!」

 

…撤収!撤退!全員退避!

ニート!逃げろ!

怪人は?トナカイ伯爵!

 

「やられました!」

早っ!

見るとぬいぐるみのような奴に鼻を黒く塗りつぶされています。

 

ニート下がれ!

魔法少女ニートの近くまで迫ってきています。

 

ああ、もうダメだ…。

 

ドゴォッ!!

轟音とともに土煙が舞い、私は思わず目を庇います。

 

ど、どうなった?無事か?!

ニートォォ!

 

視界が回復し、目に飛び込んできたのは尻もちをつくニートと…。

 

ト、トミ子さん!!

 

トミ子さんがまるで買い物途中のような姿で立っていました。

その手にはイオ○のカゴが握られています。

 

足元にはトミ子さんを中心にヒビが走っていました。

 

何らかの攻防があったのでしょうか?

魔法少女は腕を十字に組み、その腕にはは赤く拳の跡が残っています。

 

 

 「ニート。就職祝いに帰りに何か食べにいこうか?すぐ終わるから待ってて。」

 

「か、かあちゃん…。」

 

トミ子さんの有給申請はこの日のためか…。

 

「シャッ!」

 

魔法少女がトミ子さんとの間合いを一瞬で詰め、ジャブを放ちます。

 

トミ子さんは軽くスウェー。

そのスウェーの戻りに合わせて魔法少女はキックをつなぐ。

 

バキャッ!!

 

キックはトミ子さんが咄嗟に上げた○オンのカゴに当たり、カゴは粉々になります。

 

 

 2人は飛び散るカゴの破片にも全く怯まず、ラッシュの応酬を繰り広げます。

 

ドガッ!!

 

 

なっ?!

トミ子さんが押されているだと?

我が組織の最高戦力だぞ!?

 

トミ子さんの腹部に魔法少女の膝が入りました。

 

トミ子さんの頭が下がり、魔法少女に首を取られます。

魔法少女はもう一度、膝を打つ。

 

その膝を片手で止めたトミ子さんが魔法少女の頭を掴み無造作に放り投げます。

 

 魔法少女の身体は宙に舞い、柱に叩きつけられました。

 

ゴッ!

 

魔法少女がそのまま床に落ちます。

 

トミ子さんはパワー系なのか…。

 

ニート?今日の仕事は何時に終わるの?」

 

買い物途中にばったり会ったかのような問いかけを息子にするトミ子さん。

 

トミ子さん!後ろ!後ろ!

 

バシィッ!バシィッ!

起き上がった魔法少女は再びトミ子さんに拳を放ちます。

スピード準備のフラッシュジャブはトミ子さんの顔面を2度、捕らえます。

 

ジャブを嫌ったトミ子さんが魔法少女を掴まえようと両手を前に出すと、魔法少女はその手をくぐり抜け、ボディフックを打ち込みます。

 

トミ子さんの動きが止まり、その隙に右ロー、左フック、右ストレート、右ミドル、左ストレートとコンビネーションを放つ魔法少女

 

トミ子さんが防戦一方です。

 

魔法少女は技術で上回っているようです。

 

 

 「ウオオォォォ!」

 

トミ子さんが吠えます。

 

ゴゴゴゴ…

 

「マズい!第二形態だ!!」

 

ニートが隣で震えています。

第二形態?

 

トミ子さん。本気じゃなかったのか…?

 

プルルル!プルルル!

突然携帯のコールが響きます。

 

「ちょっとごめんなさい。もしもし?」

 

当たり前のように電話に出るトミ子さん。

 

「え?今から?奥さんは?いいの?ええ。いつものところで。うん。じゃあ。」

 

…。

 

 

…。

 

 

68歳が急に女の顔になりました…。

 

「ごめん。ニート。お母さん外せない用事ができたから今日は何か外で食べて。それじゃあお仕事ガンバってね。」

 

 

…。

 

…。

 

ま、魔法少女は…?

 

何やら子ども用の服や帽子をレジに持ち込んでいました。

 

どうやらぬいぐるみみたいな奴へのプレゼントのようです。

 

 

ぬいぐるみは嬉しそうに魔法少女にすり寄ります。

 

仲いいんだな…。

ほっこりしそうになりますがぬいぐるみの手にはトナカイ伯爵の角が握られていました。

 

おまっ!?抜いたのか!アレを抜いたのか!?

 

私がトナカイ伯爵改め、バンビ男爵の心配をしているとぬいぐるみがこちらを指さしました。

 

あ、魔法少女が近づい…。

 

 

・・・

ニート

無事か?

 

「定時に帰りました…。」

 

そ、そうか。

 

さぁ。

いい時間だし奪ったおもちゃでも配るかね…。

 

 

 

メリークリスマス!

 

年末格闘技と笑ってはいけないが楽しみです。

 

 

 

 

 

 

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