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悪の秘密結社のアフター5

悪の組織でリーマンしながら悪の秘密結社パーフェクションで幹部として活動もするおっさんのブログです。

悪の組織とヒゲとボイン

7月に入りますね。

 
我々、悪の業界では
7月になると一端、落ち着き、
いくつかの組織が集まり、
互いに成果を発表しあう。
 
いわば技術発表会のようなものが開催されます。
 
今年の幹事組織は我々なので
6月末は準備で大忙しになります。

 

なにぶん案内状1つ送るのに
住所や名寄せで大慌て。
 
秘密アジトや本拠地が日本以外だったり、
宛先がダミー企業だったりしますからね。
 
ホームページも無いし
代表の名前も分からないし
 
交換した名刺を構成員から集めてそこから電話なりメールで確認しました。
 
案内状も送るには
組織それぞれの秘密のルートを通す必要があるのです。
 
まず初めに組織代表宛に開催案内を送り、
 
次は組織の総務宛に発表者選出のお願いを送り、
 
そして発表者へ企画と協力のお願いを送ります。。。
 
 
・・・
 
いよいよ、当日。
 
会場オープン前に各組織の発表者に進行の説明を行います。
 
そして運営スタッフ側にも役割とその内容を説明します。
 
「先輩。特別招待席の順番どうします?」
 
あー上座から吉翔さん、瑞翔さん、そんで蔵さんと柴田さんな。

蔵と柴田は椅子だけでいいや。

 

そして準備に奔走し、各スタッフへ細かい指示を出していきます。
特に警備スタッフは重要です。
私自ら指揮を執ります。
 
何せ本家のお偉いさんから各組織の代表クラスも来ますからね。
何かあっては我々の首が物理的に飛ぶ場合があります。
 
いいか!
怪しいやつが入り込むかもしれん!
絶対に見逃すな!
 
正義の連中は一歩も入れるな!
 
・・・
 
さあいよいよ
会場がオープンしました。
会場内を見渡すとけっこういろんな組織が参加していました。。
軽くご紹介しますと。。。
 
サントリー会は芸能界進出を目的とした総兵力約10人の悪の組織です。得意技はラーメン店の経営です。
https://shindanmaker.com/274922
 
 キリン派は暇つぶしを目的とした総兵力約10000人の悪の組織です。得意技は爆弾テロです。
https://shindanmaker.com/274922
 
 アサヒ戦線は目立つことを目的とした総兵力約1人の悪の組織です。得意技はマインドコントロールです。
https://shindanmaker.com/274922
 
 メルシャン団は政府転覆を目的とした総兵力約5人の悪の組織です。得意技はゲリラ活動です。
https://shindanmaker.com/274922
 
チョーヤ革命軍は金儲けを目的とした総兵力約1人の悪の組織です。得意技は拷問です。
https://shindanmaker.com/274922

 

まれに大きな所も来ていますが

小さな組織なんて所詮こんなレベルですよ。

人数も少なけりゃ目的もたいしたことない連中です。

 

ま、こういう連中に我々が保有する先端技術を高い金額で買ってもらうのがこの発表会の真の目的ですが。

 

・・・

 

「先輩!大変です!トイレに不審者が!」

 

なに!もうすぐ発表会がはじまるっていうのに。。。

すぐ行く!

 

 

トイレに辿り着くと

会場オープンしている為、すでに野次馬が大勢いました。

 

私は、警備バッジを掲げながら人垣を割って入ります。

 

すると

迷彩服のTシャツを着た太ったおっさんが

警備スタッフと取っ組み合いをしていました。

 

 

 

くそ!

 

自衛官か?

どこから情報が漏れたんだ!

取り押さえろ!

 

叫びながら真っ先に飛び出した私ですが

 

自衛官の太い腕が裏拳のように顔に当たり、すでに地べたです。

 

5人がかりの大捕り物になりましたが

ようやく自衛官を取り押さえました。

 

私が遅れを取るとは。。。

なかなかの腕だ。ただの自衛官じゃないな。

 

「うっううう。。。」

 

おっさん泣いてるんじゃねーよ。

女子トイレに忍び込もうなんて

自衛官とは思えん。何者だ!

 

「女。。。女です。。。」

 

は?

 

「私、こう見えても女なんです。。。」

 

女を自称するおっさんは

迷彩のTシャツ、よく見るとジーンズ。

口周りにはうっすらヒゲが生えているようにも見えます。

 

「おっさん。ごまかそうとしたってそうはいかないぞ!」

 

部下がおっさんを威嚇します。

 

おっさんは高くもなく、低くもない声で

「本当なんです!誤解されやすいけど、女なんです!」

 

「ふざけるな!目的はなんだ!」

気の短い部下がさらに吠えます。

 

う~ん。外見からは全く判断ができん。

ボインはボインだが、太めな方だからなぁ。

 

女の人もヒゲ生えるのか?

 

 

 

 

 

え~と、招待状はお持ちですか?

 

「はい!持ってます!」

 

私は差し出された招待状を確認しました。

 

そして即、土下座。

いや、土下寝。

 

確かにおっさんは、いや彼女は

女性しかいない悪の組織の構成員でした。

 

 

 見た目、完全におっさんだけどなぁ。

ヒゲ生えてるよなぁ。

 

 あそこの組織は可愛い子しかいないイメージだったが。。。


部下が失礼しました。

男性と間違えるなんて全くひどい連中です。後でキツく言っておきますので何卒ご勘弁下さい。

後でボスともどもお詫びにお伺いします。


あそこのボスさん、美人だもんなぁ。

失敗をチャンスに!

あちらのボスとお近づきになるぞー


「いえ。よくありますのでお気になさらずに。」

よくあるのかよ。そらそうでしょうね。


ありがとうございます。

寛大なお心に感謝いたします。


「とても紳士なんですね。」


ゾクッ!

なんだろ?風邪かな?



最近、マジで見分けつかない人がいるから困るよね。




 

 

 

 
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