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悪の秘密結社のアフター5

悪の組織でリーマンしながら悪の秘密結社パーフェクションで幹部として活動もするおっさんのブログです。

悪の採用面接 面接マニュアル対応編

黒の組織

さてこちらの記事は前の記事の続きです。

 

pfassistant.hatenablog.com

 

 

面接開始の流れ

 

今回は面接で質問は怪人達に任せることになっています。

 

私は監督するだけで口は出しません。

 

怪人たちに与えた指示の一部として面接開始の流れは

  1. 簡単な自己紹介をしてもらう
  2. 自身の強み、自己PRを述べてもらう

とこうなります。

 

あと、できるだけ相手が緊張しないようにジョークを交えながら進めるようにも伝えました。

 

怪人たちは

「そんなこと分かってるよ」

「面接官だろ。ビシッとしてなきゃダメだろ」

「舐めた回答したやつは速攻でチェックしとけよ」

「何番目?このかわいい子何番目?」

 

などと、私の話を全く聞きません。

本当にコイツラに面接させるのか。。。

 

ため息をつきながら

私は面接官の席ではなく、

後方の机にパソコンを置いて座りました。

 

面接スタート

 

コンコン。

ノックの音が響きます。

ピシッとした空気が張り詰めました。

怪人たちもシュッと姿勢を正します。

 

「…」

 

 

コンコン。

 

 

「…」

 

 

…どうぞ。お入りください。

 

確かに誰が「どうぞ」って言うかはマニュアルに書いてなかったけどさ。。。

それぐらい機転をきかせてほしいもんだけどな。。。

 

「失礼します。」

 

 

「…」

 

…どうぞ。お座りください。

それもマニュアル書かないとダメか。。。 

 

 

学生はまさかの後方の私から声をかけられ、

一瞬、驚いたようですが

すぐに

「あ、ありがとうございます。失礼します。」

と言って座りました。

 

 

んー若干、顔が固いかな

やっぱり面接って緊張するよね。

 

 

 

 

 

 

「ほ、本日は、えと、あの、選考に参加してくれ、じゃなくてご参加いただき、えーあのー、何というか、その、まー、ありがとうございます。」

 

ガチガチじゃないか!

面接する側が!

 

「改めまして、わ、わ、私が本日、め、めめめ面接を担当する怪人の白鶴まるとも、もももももうしましゅ。」

白鶴 まる カップ 200ML 1本

 

噛んでるじゃん。

 

「お、おおおお同じく、めめめめ面接の、あの、菊水でし。」

菊水 ふなくち一番しぼり 本醸造生原酒 200ML × 30本

 

あのってどの菊水だよ。噛んでるし。

 

「わ、わ、私がお、お、大関です。お、お、お願いします?」

大関 ワンカップミニ 100ml×30本

 

なんで聞くんだよ?

 

緊張しすぎだろ。みんないい年齢なのに。

面接する側がなんでそんなに緊張するんだよ。

 

えー後ろからすみません。

本日、選考の記録を行いますズブロッカです。

面接ですがみなさんリラックスしてくださいね。

それでは選考を始めますので面接官は質問をお願い致します。

 

「は、はい!喜んで!」

居酒屋か!?

 

「あ、ああ貴方の、じ、じじじ自己紹介をお願いします!」

 

緊張しすぎて声がデカい。。。

お見合いパーティーみたいな空気にするんじゃないよ。。。

 

 

学生さんは。。。と

 

「は、はい!えーと、あの、そそそその、◆◆だ、大学からき、きました●●と、ももももうしましゅ!」

 

やっぱりうつるよね。。。

 

 

・・・

 

「今の子は緊張しすぎだね。」

 

「うん。コミュ能力低そう。」

 

「まあ。不合格だな。」

 

おまえら。。。

むしろ辞退されるわ。

 

いいですか?

幹部だけじゃなくてボスにも面接の様子は報告します。

次はちゃんとやってくださいよ。

 

「ま、まあ。俺たちも初めてだし。」

「そうそう。次はマニュアル通りやるよ。」

「だいたいドアと椅子はマニュアルにないじゃないか。それでテンパったんだよ。」

 

「そうだ。そうだ。」

くっ。分かりましたよ。修正しておきますよ!

でも次はお願いしますよ!

 

 

 コンコン。

 

「どうぞ。」

 

ふう。今回は大丈夫そうかな。

 

「では、最初に自己PRをお願いします。」

あれ?自己紹介飛ばしたぞ?

 

 

「私は●●で××な人間です。●●な▲▲で■■ですから…」

 

「…という点が私の強みであり、組織にも貢献できると考えています。」

 

おお。なかなかよくまとまってたし、

しっかりとした話し方。

ちゃんと強みをPRできてたな。

有望株だな。

 

「なるほど。ありがとうございます。それでは次に貴方の強みを教えてください。」

 

え?ダブってんじゃん。質問が。

 

「え?つ、強みですか?」

 

ほらーだからそうなるじゃん。

ちゃんと相手の話を聞こうよ。

 

自己紹介と自己PR間違えてんじゃん。

面接官も気づいてるだろ。訂正してやれよ。

面接官だって人間だ。間違うこともあるよ。

訂正すればいいんだよ。

 

すると面接官全員が迷いのない目で

「そうです。強みです。」

 

迷わずいくなよ。

なんだその、

まだあるよ!まだいける!

お前の限界そんなもんじゃないよ!

みたいな空気は。。。

松岡修造だってそんな無茶言わないよ。。。

 

押し黙ってしまう学生さん。

 

「強み。ないの?」

無駄に重たいプレッシャーかけんなよ!

圧迫面接は禁止だって強く言ったのに!

 

 

 

学生さんは固い表情。

そこから何とか絞り出して。。。

 

「…身体が丈夫です。」

 

 

ま、そうなるわな。あんだけPRしといて

まだ出てきたら逆にすごいわ。

 

 

「冗談だよ!」

「ワーハッハッハ!」

「身体が丈夫って君!おもしろいね!」

 

どこでジョークを交えてんだよ!

センスゼロか!イジワルかっ!

 

「アハハハ!リラックスできた?」

 

できるかっ!

殺意しか出てこんわ!

 

 

 ・・・

「あの子、最初しっかりしてたのに後半しどろもどろだったね」

 

「どうも最近の若いやつはコミュニケーション能力が低いな」

 

「不合格かなー」

 

3人とも、私より組織歴も年齢も上だけど言っていい?

お前ら面接官、不合格!

二度と学生の前に立つな。

 

今回のことは幹部とボスに余すことなく報告するからな。

 

・・・

 

どうやら面接を権限移譲することは難しいようです。。。

 

まだまだ仕事は楽になりそうにありません。

 






こりゃいつか潰れるかも

 

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