読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

悪の秘密結社のアフター5

悪の組織でリーマンしながら悪の秘密結社パーフェクションで幹部として活動もするおっさんのブログです。

悪の飲みニケーション~ベテラン編~

黒の組織

飲みニケーション。

 
皆さんは好きですか?
組織での飲み会。
 
何でも最近の若い方は
嫌がる方が多いと聞きます。
 
私はどちらとも言えませんが
若いうちに参加しておくことをおすすめしますよ。
 
家庭を持ち、仕事の責任が増える年齢になると意外と機会が減るんです。
 
 
それに先輩だって、若者に気を遣ってるんです。せっかく連れてったんだから楽しんでほしいと思ってます。
 
我々も君たちと仲良くなりたいと思ってるのですよ。
だから参加してもらえるとうれしいな。
 
 
・・・
 
「「かんぱーい!」」
 
お疲れー
 
いやー今日はみんなありがとうね!
おかげさまで今月も悪事が無事成功しました!
 
今日はささやかだけど
有志だけで慰労会です。
 
ボスもいないし、無礼講です!
若い戦闘員も遠慮しないで楽しんでね!
 
支払いはスーパードライ大佐を始めとした私たち先輩が持つから
どんどん飲んでいいからね!
 

 

アサヒ スーパードライ 350ml缶×24本

 

 
ビールの人~?
 
「先輩。自分お酒はちょっと。」
 
「おま…」
いいよいいよー。ウーロン茶にする?
 
大佐に口出しさせず
サッと回答します。
 
飲めないヤツに無理にすすめることは絶対にしません。
そんなことしたら二度と参加してくれなくなります。
 
我々より年齢の高いアサヒスーパードライ大佐を始めとしたベテラン勢は
若い二十代の新人戦闘員が
お酒を注ぐもの。
ベテラン怪人、先輩を立てるもの。
という認識が強いです。
 
一歩もそこから動かず
注文も後輩に任せます。
 
そしてすぐに偉そうに説教と武勇伝を始めます。
そして新人戦闘員たちに
「すごいですね。」
 
そう。言われたいのです。
 
 
彼らの時代は
先輩怪人には絶対服従を強いられており、
自分もいつか、あんな風に。。。
との思いが強いのです。
 
しかし、時代は変わってしまいました。
年功序列制度が崩壊し
実力社会へ変革。
実績がなければ万年戦闘員のまま。
 
逆に実績を出した戦闘員は若くして怪人、幹部になれる時代です。
 
 
時代は簡単に変わっても人は簡単には変われません。
 
 
それでも彼らは
後輩や新人に
「すごいですね。」
と、言われて
気持ちよくなりたいのです。
 
その少ないチャンスが
飲みニケーションです。
 
ベテラン達は常に後輩と
飲みに行きたいのです。
 
 
そんな変われない、自分を変えられない
ベテラン勢に対して
我々、中堅どころは
取っ付きやすい、理解ある先輩として
振る舞います。
そしてできるなら若手をアルハラから
守ってやりたいのですが。。。
 
 
・・・
 
早速、一杯目を飲み終えた
わざとらしく
ドンッと空になったジョッキを机に置きます。
 
若手は絶対に意図を理解しませんので
私が聞きます。
 
大佐、次はどうします?
 
「俺は2杯目もいつもビールと決めている。俺と何回飲みに行ってるんだ?」
 
 
めんどくせーオッサンだな。
そんなんで若手にチヤホヤされたいなんて
アンタ、甘すぎるぜ。
 
 
「だいたいこういのは、入ったばかりの新人がやるもんだぞ 俺の入ったときは。。。」
 
長くなりそうだったので
頼んできますと席を立ち上がり
若手を捕まえてお願いの形を取ります。
 
悪いけど、生中1つ頼んでくれる?
 
来たら、大佐に持って行って。
 
 
 
…これは必要な犠牲なのです。
 
 
だいたいこの後、まだ大佐が新人戦闘員だった頃の定番の話を聞かされます。
 
当時、巷を騒がせた正義の味方を
倒した話です。
 
ちなみに、その正義の味方は当時の時点でかなり高齢、連戦に連戦を重ねて身体中ボロボロ。
それでも何とか現役を続けてたヒーローだそうです。
他の組織の怪人と戦って傷ついてる状態で偶然、遭遇して10人がかりでボコった話を
かなり美化して話します。
 
だいたい飲み会時間いっぱい使いますので
1人は犠牲が必要です。
 
 
まず、組織にどうして入ろうと思ったか。
その話から始まり、
そう思うに至った背景を説明するために幼少時代から始まり、青年期と甘酸っぱい恋の話。
 
そして入った時の当時の組織の様子。
昔は大変だったのオンパレード。
 
そしてついた先輩が最悪だった話。
その逆の尊敬する先輩の話。
 
 
延々と続きます。
 
 
間に今の組織の在り方への不満を挟み
ようやく、本題へ。
 
 
本当は違うのに
最初から正義の味方を狙ってたかのような作戦。
 
立ち向かう仲間の戦闘員は次々と倒されてしまい、ついに怪人も正義の鉄拳を受けて吹っ飛んでいき、残るは大佐ただ1人のみ。
 
 
その時、大佐の中の何かが
燃え上がり、眠っていた力が目覚めたとか
仲間の声で覚醒したとか
体につけていた重りを外したとか
ディテールは時々で変わります。
 
 
 
 
ちなみに、大佐の同期は
まだ2人、組織に残ってます。
 
 
みんな、同じように最後の1人になって
正義の味方を倒したそうです。
 
 
 
 
と、こんな感じで
我が組織に入ると大佐とその同期から
同じような話を最低3回聞かなければなりません。
つまり、1回の飲み会につき、最低3人の生贄が必要です。
 
 
コレを超えると楽しく飲みニケーションが取れるようになります。
 
 
 
 
 
 
若手の皆さん。
3回以上を超えないと
組織の飲み会は楽しいかどうかはわからないのですよ。
 
3回は我慢しよう。
4回目から判断してください。
 
 
君たちが飲み会に参加してくれないと我々、中堅どころは4回目、5回目の話を聞かなければなりません。
 
 
若手の皆さんの参加を心よりお待ちしています!
 
 
 
 
あ、コラ。2回目のおまえ!
「○○さんはこう言ってましたよ」
とか面倒くさいことを聞くんじゃない。
 
 
 
おまえ二次会コースになるぞ!
 
 
 
 
 
 
広告を非表示にする