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悪の秘密結社のアフター5

悪の組織でリーマンしながら悪の秘密結社パーフェクションで幹部として活動もするおっさんのブログです。

悪の組織も報・連・相が大事

黒の組織
ヒトの可能性は無限大
とはいえ
人間1人でできることには限りがあります。
 
 

 

だから組織ができるのです。
みんなの力を合わせれば
1人ではできない
より大きな悪事が成せるのです。
 
私も黒の組織では
1人部署ですが
やはり実行の際には
仲間達の力を借りることになります。
 
今回はそこそこ大きな計画です。
 
選別された正義の味方200人のために
時限爆弾を200個製造して
仕掛けます。
 主に警察や防衛系の正義の味方がターゲットです。
 
 
通常、赤と青のコードどちらかを切断すると
時限装置は停止するのですが
今回製造する爆弾は
なんと4つコードがあります。
赤、青、黄色、緑
 
4つある中のどれか1つを切断すれば止まります。
 
なかなか斬新でしょう?
まあコードが増えた分火薬に回すコストが減って爆竹くらいの威力になりましたが
問題ないでしょう。
 
資材も揃い準備段階は終わったので
製造工程は戦闘員に任せることにします。
 
私、頭脳労働担当だし。
こうやって分業できる点が組織の強みです。
生産性が高まります。
 
戦闘員を捕まえて
納期と作業手順を指示しておきました。
 
数日後、戦闘員が報告に来ました。
 
 
「こんな感じでいいっスか?」
 
言葉遣い。
まぁいいでしょう。
得てしてスタッフ部門は現場からの評判はよくないものです。
 
それよりきちんと報告に来ることを褒めるべきです。
褒めてこそ人は動きますからね。
 
私は渡された見本を確認しました。
 
外観は、
 
うん。きちんと組織のロゴがプリントしたシールが貼ってあります。
続いてケースを開けて中を確認。
 
ケースは取り外ししやすいような
プラスチックのケースです。
 
赤、青、白、黄色
 
色が違うやん!
 
どっから持ってきたんだ?
 
白はダメだろう。
黒の組織だぞ。
 
世の真面目な企業さんも
コーポレートカラーにはうるさいでしょう。
 
また本家に怒られるじゃん。
 
見本を確認しといて良かった。
ここは間違いを責めるより
報告に来て早期発見を褒めるところです。
 
今ならやり直しがききます。
このくらいのミスで
怒るほど狭量ではありません。
 
ボスに見つかる前でよかった。
組織のボスなんて
ささいなミスで処刑したがる奴らばかりですからね。
だから人材不足になるのに。
 
 
「え?全部緑にするんスか?」
 
ん?
 
「もう全部作ったんスけど。」
 
「てか白余ってたんで。緑あげちゃったんスけど。」
 
いやいやお前、人が準備した資材を
何で勝手にあげちゃうの?
 
報告の順番が逆じゃね?
 
さすがに強めに注意します。
 
「どーせフタするしバレなくないッスか?」
 
 
!!!
 
 
 
悪い!こいつ悪いなー 
 
いやこいつは出世するね。
悪いもん。
 
 
そーするか。
 
念のため、数個抜き出して
サンプルチェックします。
 
すると
 
我が組織のロゴマーク
ナナメに貼られたり、破れてたり
 
 
 
 
おまえなぁ。
 
さすがにそれはダメだろう。
 
見た目は大事だぞ。
 
「これはいかんッスねー。ダメですわ。」
 
???
 
「ちょっと作業した新人呼んでやり直しさせますわ。」
 
 
あれ?
こいつ人が頼んだ仕事
なに勝手に再委託してんの?
 
しかも頼んだなら検品してから
報告しにこいよ。
 
 
世の中、一般の企業様も
悪の組織も
 
こういう奴がなぜだか
1番出世するんだよね。
 
 
 
かくして無事、爆弾を仕掛け
正義の味方を誘き出し
恐怖のどん底に陥れることには
成功したのですが
 
納期が迫っていたため
ロゴシールは間に合いませんでした。
 
おかげでどこの組織の仕業か
判明せず
1番に犯行声明をだした
遠い国の方達の仕業だと
世間様は判断してしまいました。
 
 
幸い、処刑は免れましたが
しばらく我が部署に予算はつきそうにありません。
 
悪の道は険しいですね。。。
 
 
 
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